女性の働き方について考えてみた

こんにちは。外も寒くなってきましたが、12月は雪が少ないですね!
なんてこと言ってるうちに、一晩で腰丈くらいの雪がどっかーん・・・

雪かきを思い出すとぞっとしますが、もうすぐですね💦
仕事から帰宅して、さらに雪が積り車が駐車できなかった絶望感・・・
気を取り直して記事に行きましょうか(笑)

 

女性の働き方について

 

という大変難しいことを考えました。人それぞれの考え方や価値観があり、答えのあることではないので本当に難しいです。
そこで、かつてお受けしたご相談の中より、よくある質問や、困りごとから思い返して検討してみたいと思います。

 

よくある質問や困りごと

  • 扶養の範囲で働きたい
  • 土日祝休日の求人はないですか?
  • 子どもの急な病気への理解と協力
  • 将来の出産や介護など家族の変化

 

 

 

 

「扶養の範囲で働きたい」

女性既婚者の中で最も多い相談でした。
ただし、扶養の範囲について、夫の所得税の扶養控除やご本人の所得税の課税、夫の社会保険の被扶養者になることなど、制度理解が不足していることが多くみられました。
そして、これが短時間労働者として働くことを第一選択肢にされている最も高い要因だと考えます。
ご存じかもしれませんが、社会保険制度は2022年10月より2024年にかけて段階的に大きく変わります。
短時間労働者の適用拡大で、社会保険に加入する方が増える見込みです。
最低賃金もこの数年上昇していますし、短時間労働者の処遇改善で賞与が出るようになったとか、人手不足で所定労働時間以上に働いたなど、予測できないことが起こりうると思います。
そのたびに、慣れた職場を変えることは生産性的に非効率ですし、ご自身の心理的負担も大きいと思われます。
ご自身が社会保険に加入することのメリットは、将来もらえる年金額が多くなることの他、万が一病気やけがで働けなくなった場合の「傷病手当金」、産前産後の休業を保証してくれる「出産手当金」の受給などがあげられます。
キャリア形成の観点からも、フルタイムで働くことにより経験値が多く積み上げられ、労働市場における価値が上がる可能性が高まります。
人生や労働などに対する価値観により、様々なお考えがあって当然とは思います。
併せて税金や労働保険などの知識を身につけて、色々な方のご意見を参考にすることも大切です。

 

「土日祝休日の求人はないですか?」

このご相談も多かったです。主に子どものお休みに合わせて働きたいというお母さんですね。祝日は保育所お休みですし・・・😢
実は本田もかつてはそのように働くことを必須の条件として就活していました。
6年も子育に専念していたため、すっかり子ども中心の生活で、幼稚園のない日に母親がいて当然と思い、家族を大事にすることとはそういうことだと思っていました(間違いではないしそもそも正解不正解などないですが・・・)。
経験上の話をすると、子どもが小学校低学年を無事通り過ぎれば、かえって平日がお休みの方が良かったと思うことが多かったです。
学校行事の参加、役所や学校の手続き、土日祝は子どもは遊びや部活に行って家にいることがほとんどなく、そもそも特別な時以外一緒にはいない。
それより、平日にゆっくり子どもを学校に送り出し、帰宅したら一緒におやつでも食べながら一日の出来事をゆっくり聞いてあげて、宿題の面倒を見てあげたかった・・・と子育て終盤に思いました💦
人それぞれの事情や環境があるとは思いますが、子育てに理解のある職場が以前より増えてきました。
希望条件に合う求人を待っている状態から、やりたい仕事を叶えるために、育児や家庭教育の在り方や日頃の家族の行動を考え、希望条件を見直してみることも再就職実現の一歩になると思います。

 

「子どもの急な病気への理解と協力」

これは、職場の体制と子育ての協力者がいるかいないかで相当違いますね。
人手不足で余剰の人員がなく役割のほとんどを分担されていたり、皆忙しく負担になることが目に見えるようだったり。
急な休みをもらうことが心理的にきつくて無理をしてしまうとか、心無い言葉で仕事に向かうモチベーションが落ちたとか・・・
こういったことについては、早めに企業側が主導で策を立ててもらいたいところです。
子育ての協力者がいる方はそこまで影響はしないかもしれませんが、急な休みの仲間のフォローは必要です。
お互い様の思いやりは持ちたいですね。幅広く従業員同士の信頼関係や安心にも繋がります。
そして転勤族の多い我が町では、病児保育は課題の一つであり、コロナ禍ではお困りになった方もいらっしゃったのではないでしょうか。
子どもの成長とともに、育児と仕事のバランスは変化します。
その時々を共にしてくれる地域や企業の体制が女性の働き方を変えてくれることは間違いないでしょう。
遠慮して相談できないのが解決を遠ざけてしまうそもそもの原因でもあります。
理解や協力を求めることをあきらめないでください!

 

「将来の出産や介護など家族の変化」

働く女性なら、悩んだり乗り越えたことがあるのではないでしょうか。出産のタイミングや家族の介護・・・
介護は女性に限らずあるかと思いますが、日本では昔から介護の担い手は女性、男性は外で働くものという価値観が強いためなのか、家族の介護で離職しましたという男性はほとんどいませんでした。やはり女性の割合が高いと思います。
だけど離職は待って!!!育児や介護の休業中、雇用保険の制度で「育児休業給付」や「介護休業給付」が受給できる場合があります。
季節雇用の特例以外の被保険者の方が、一定の要件を満たせば対象となりますが、失業給付と違って事業主を経由して手続きを行います。
産後や家族の介護を要しなくなってから、新しい職場でキャリアを積みなおすということは非常にもったいないです!
ぜひ労働者側からも事業主に相談し持ち掛けてみて下さい。
制度を知らない方たちも意外に多いようです。

 

 

まだまだたくさんの課題がある女性の働き方。
本日はハローワークの職業相談の実務経験上で、女性たちが悩んできた姿を思い出しながら記事にしてみました。

わたくしたち、合同会社しごとラボおよびグリーンヒル社労士事務所は、お一人お一人の価値観を尊重しご相談に応じてまいります。
どうぞお気軽にお電話ください!

 

 

 

 

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