【合同会社しごとラボ】その二 熱い想い

届けたかった想いが熱かった


・・・当時本田はもどかしかった

 

話を聴いて、何をすべきかわかっていても、相談カウンターから外へは飛び出せない。
いや、正確には内勤の仕事とのバランスを考えると、外勤が多いのは業務に支障をきたす。
お一人お一人じっくり対応したい本田はジレンマの渦中にいた。

ハローワークの相談窓口は実に多くの方が来られる。
就活はもとより、雇用保険の質問や手続き、求人を出したい会社の方、助成金の質問、職業訓練のこと・・・

都市部のハローワークとは違い、様々な業務を全員が担っている。
ある程度広く知識を持たないと、業務がこなせない。
が、なんせ知識が浅いから行いも浅いのだ。
特に助成金窓口を持たない出先機関のハローワークだったため、わたしの力量ではリーフレットを渡すぐらいのことしか出来なかった。

ただし、冒頭の本田がもどかしかった時は、自分なりに助成金について調べたし、求人者にも求職者にも求人の疑問や相談にこたえられるよう、労働法の勉強もした。
いや、それでももどかしさは消えなかった。

助成金の対象者が拡充された時や雇用保険制度が手厚くなった時、その施策・制度を活用するために、求人受け付け時や職業相談時にこそ、様々な提案をし活用し本来目的が達成される。

まさにそれが達成された時こそわたしのもどかしさは少しでも解消されるチャンスだった。
『きっと、この制度を知りたい人、待っている人、計画的に動きたい人がこの町にはたくさんいる。だけどきっと知らないことが当たり前で、結局解決を諦めているのかもしれない。』
勉強不足を痛感していたため、帰宅してもわからないことは調べた。

いつの間にか仕事に追われながら「もう少し待っていてください、自分なりに何とかします」という想いをまる抱えして

気付いたら息切れしていた日々だった。
・・・(´Д`)=3

 

現在本田はハローワークを退職しているわけですが、志高き元ハローワーク職員で社労士の合同会社しごとラボ代表関と共にどのような想いを届けたいか・・・それは

「まるで無いかのように感じられている制度を活用し、
まるで繋がっていない組織同士が力を持ち寄って、
あらゆる地域資源を活用し、
経営者も労働者も安心して社会に在れること。
それぞれの力が良い作用をもたらし、多様性を包容できること。」

合同会社しごとラボの熱い想い
少しは届きましたでしょうか?

 

さて、次回は
合同会社しごとラボは、熱い想いで何をしたいのか
この地域の労働市場※においてどのような役割を果たそうとしているのか
「存在意義」について深堀してみようと思います。

※労働市場とは、買い手は企業などの事業所、売り手は労働力を提供する労働者

 

 

 

 

 

 

 

 

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